大家と店子の昔と今 ( 9/ 2)
早いもので今年も残すところ1/3となりました。チャネル&ヒーリングコースを卒業したのが3月、ブログやスタジオの活動を始めたのがいわゆる「新学期」の4月だったので、9月は「また新しい学期の始まり」…そんな風に捉えている私がいます。自分の人生を「マスタリング=学び」と意図しているからか「年度」の捉え方が社会人ではなく学生のサイクル寄りになってしまうのはご愛敬という事で…(^^;)
昨日はそんな「新学期のスタート」にふさわしいお客様をお迎えしました♪以前の記事「新しい次元に生きる」でも登場した前世つながりのお友達、H美ちゃんです。2011年の出会いから今まで、スピリチュアルな側面にどんどんと開いてゆく私と私を取り巻く環境の推移をよく知っている彼女は、いつも素晴らしくグラウンディングしている「有言実行」「地に足」タイプ。人と人を結びつけるのがとても上手で、彼女を介して縁が繋がったり活躍の場が広がったという人が本当に多いのです。私も今まで色々と助けてもらいました(^^)ベビーセラピストカレッジに通っている時、ベビーマッサージやベビーリフレのプレ教室を開いてレポートを提出するという課題が出たのですが、赤ちゃんがいる知人が全くいなくてほとほと困っていたところ彼女の声かけであっという間に問題解決。公民館の会場まで押さえてくれる頼もしいモニターさんと繋いでくれた上に、当日の会場設定まで手伝ってくれました。その日のプレ教室が無事終わったとき「佐和さんは、この道が本当に合っていると思うよ。ベビーマッサージを教えてる姿を見てるだけでも癒されたもん~」そう言ってくれた彼女の言葉が今も力強く私を支えてくれています。他にもリフレやヒーリングの練習台に進んでなってくれたり、新築のご自宅のスペースを出張リフレ用に使わせてくれたり、ヒーリングのモニターさんやリフレのお客様を紹介してくれたりと、私がヒーラーとして活動していく基礎を一緒に作ってくれたとても頼りになる大切な友達なのです。職場の研修で初めて会った時、どこか懐かしさと安心感を覚え「スピリチュアルなことにとても興味がある」ことや「感じやすい体質」のことなどを包み隠さず言えたのが自分でも不思議でしたが、過去生で出会っていたことが解ったときそれも納得できました。
その時の私たちは大家のおかみさんと店子の関係で、1860年頃の江戸の長屋で近しい暮らしをしていました。若い私(所帯を持ったばかりの女性)に色々と教えてくれて世話をしてくれるおかみさんバージョンのH美ちゃんのビジョンがセルフリーディングではっきりと見えたので、そう理解しています。「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」というその時代の決まり文句よろしく、人情肌のおかみさんだった彼女はその時の手腕を今も発揮しているんですね。彼女の家のダイニングテーブルに座る時、対面キッチンに立つ彼女から向かって左の一番奥が私の定位置(その位置関係が妙に落ち着くのです)なのですが、長屋の並びがまさしくそうでした。井戸と厠に一番近い裏長屋が私の住居で、井戸端で洗濯している感覚やガラリと引き戸を開ける感覚が生々しいリーディングの内容は今も新鮮に思い出せます。(続きを読む→ReadMoreへ)

江戸時代の大家は今の時代の「大家さん」とはかなり違う様で、店子の管理者としてまた身元引受人や保証人として存在し、店子に対して相当の権限を持っていたようですね。店子は大家なくして江戸の町には住めなかったといいますから、エネルギーレベルでかなりの依存状態になっていた関係も多かったと思います。
私たちは多くの場合、分離を進むエネルギー状態だった過去生において「権威」と「依存」の深い経験をしています。「絶対君主」や「カースト」を通してカルマゲームに一層熱中した経緯があり、それが上手く手放せないでいることに反発を覚えながらも自分の上に立って支配してくれる者を求めたり、支配される側を無意識で選択したりしてしまうのです。また分離には「共依存」というバランスの悪い関係性も顕著に表れます。自己の評価を、他者に認められることによってしか得られないと思うエネルギー状態は自分自身の問題に向き合うことを避け、身近な人間の世話を焼くことに明け暮れたり周りで起こるトラブルに積極的に介入したりします。相手が学び成長する機会を奪っている事や奪われている事にお互い気付くことが出来ず、発展性も無いままエネルギーを引きあっている状態はとても不毛です。ヒーリングワークをしているとその人のエネルギーフィールドにガッツリと刺さっている、もしくはその人自らが相手のフィールドに差し込んでいるエネルギーコード(エーテルコード)を感じることが多いのですがヒーラーは勝手に抜くことは出来ません。なぜならたとえ苦しい不毛な状態でも、その状態から学んだり自らがそうしていることを認め手放してゆく純化の機会でもあると捉えるからです。また、その人にはその状態を乗り越えていくパワーがあることを心から認め、必ずクライアントのハイヤーセルフに聞いてから対処するのです。その線引きが出来ずに何でもかんでも「癒します」と言うヒーラーは、実は自分がクライアントに依存しているということに気が付いていない、危険な状態に陥っているかも知れません。これは何もエネルギーワークに限ったことではなく「ケアする立場の人」すべてに言えることでしょう。「弱者」と決めてかかる前にすべての人はみな自らの力で立てるパワーを持っているという真実を認め、そのプロセスを尊重しながらアプローチしていくことがケアする側、助けを求められた側の責任と学びだと思います。
アセンションを進む今、そして未来は「自立から構築する相互依存」の関係性へとシフトしていきます。それはオーラソーマで言うところの「コーラル」の色の特質であり「超然あるいは同一化しない観点からの他者との協力」だったり「互いの区別やユニークさ(個性)を保ちながら共に相乗的(複数の要素が互いに影響しあってより一層の効果を与える様子)に働きかけていくエネルギーレベル」の関係性です。たとえ現実面で立場的に上下があったとしても、意識的にはそうした違いを軽やかに越えてポジティブな相互依存を目指したいですね。年齢や性別、国籍や教育レベル、収入や階級、宗教や信仰に違いがあっても自由に自身のハートから思いや行動を表現し互いを認め合える…そう意図して進みたいと思います。
H美ちゃんと私の過去生に「共依存」が無かったことは今の関係性が証明していますが、それでも過去生ではお世話になりっぱなしだった様なので今生で自身のユニークな側面を提供しながらお付き合い出来るのは本当に嬉しいですo(^▽^)o半年前から夜勤もある新しい仕事にチャレンジしている彼女は、主婦として家事もこなしながら頑張って働いています。この夏は自身のスキルアップのために過密スケジュールを押して都内の講習会にも参加していたので、長時間の筆記姿勢や慣れない満員電車に疲弊し、久々にリフレで触れた手足はガッチガチに凝っていました。腰の痛みや緊張による喰いしばりは、その時々でケアしないと痛みを通り越してからだの奥に蓄積されてしまいます。忙しい時ほど簡単な運動やリラクゼーションを取り入れて、疲労と老廃物を流しましょう。今回は痛みを感じる部分を丹念にもみほぐし、クリスタルチューナーで波動調整して終了しました。「足が軽くなった~」と喜ぶH美ちゃん。「またこれで仕事が頑張れる!」と最高の褒め言葉をいただきました。リフレの後はお水や白湯をたくさん飲んでくださいとお伝えしています。リンパや筋肉の老廃物をせっかく流しても、しっかり外に排出しなければ揉み返しの様な不快な症状が出ることがあります。ゴシゴシこすって汚れを浮かした後は水で流す…お風呂掃除と一緒なのです(^з^)
酷暑かと思えば長雨と湿度の高さに自律神経も失調気味の今日この頃。気持ちのゆらぎや不安感に対処できるよう、からだのコンディションを整えて「新学期」を楽しく過ごしたいですね♫