色が語る真実の自分 ( 6/19)
先日、オーラソーマレベル1の受講が始まりました♪色と光の世界の扉をようやく開けられた…そんな風に感じています。
思い起こせばオーラソーマの存在を知ったのは2006年の夏。「こんなにも美しい色と光の世界があるんだ!」と感動したのをハッキリ覚えています。住宅展示場の受付のパートをしていたその頃の私は、安定した暮らしに満足しながらもどこか自分の人生が本当の望みとかけ離れているような虚無感を時折感じていました。「何かが足りてない」という感覚がふとした拍子に浮上しては「このまま淡々と主婦とパートを続けていくだけでいいのかな?」と不安になる事が多くなっていたのです。同時にパート先の人間関係にも少々翻弄され、こころの整理の仕方を題材にした本や自己啓発の本を読む機会も増えていました。そんなある日「何かまたこころの栄養になる本はないかな~」と書店に入ったところ何故かいつもとは違うアロマや痩身の書籍が並ぶ女性実用書のコーナーへと足が向かいます。そしてふと目に止まったのがオーラソーマの本だったのです。カラフルな表紙と「選んだ色があなた自身」というキャッチコピーに一瞬にして魅了され、いつしかオーラソーマは私にとって本当の自分を知るための「憧れのツール」になっていました。まだ実物のボトルを手にした事も無いのに「もっと深くこの世界を知りたい。コンサルテーションが出来る様になりたい!」そう思う様になった頃たまたま主人と共に私の実家に帰省する用事があり、その時とばかりに自分の思いを主人と母に伝えたのです。ところが…(続きを読む→ReadMoreへ)

「お前には無理」と二人同時に一蹴されてしまいました。
学生時代や独身の保育士時代そして結婚してからのパート先でも基本仕切り役のポジションにいて友だちや仲間の相談に乗る事が多かった私は、よもや一番信頼する身内から「無理」という言葉が出るとは思っていなかったので愕然としました。「ただの趣味でやるなら良いけど人のこころの問題を請け負う事を仕事にするなんて止めた方がいい。世間を知らないお前には絶対無理」そう言われて本当にショックでした。「どうして応援してくれないんだろう」「この人たちにとって私はそんなに頼りなくてダメな存在なのかな」「自分は世間知らずの未熟な人間だったのか」…自分のアイデンティティや好きな事を否定されて悲しいのと同時に、自分の評価が世間とプライベートでこんなにも違うことに初めて気付きとても困惑しました。この一件は激しく私を揺さぶる事となり、ここから自分を知っていく旅が始まったと言っても過言ではありません。
それまでの私なら大好きな二人が言う事なら…とそのまま飲み込んで諦めてしまったことでしょう。実際子ども時代は母の、主人と交際し始めてからは主人の意見を聞いて物事を決める事が殆どでしたから。信頼する人が言うならそうなのだろう…といつもなら思えるのに何故かこの時は無性に反発を覚えたのです。そしてそれから半年後、主人の扶養を抜けて働くことを決意しました。「子どもができた時に辞めやすいように」とずっとパートを選んでいた私を手放して派遣会社に登録したのは「経済的に自立しよう!そうすれば好きな事を学ぶのに誰も文句は言わないはず!」そう思ったから。そんな私の思いが通じたのかトントン拍子に勤務先が決まり結婚後初めてフルタイムで会社勤めをする事になりました。そして4月からの新しいスタートを控えた3月末、ようやく憧れのそして人生初となるオーラソーマのコンサルテーションを受ける機会を得たのです。「自立する」と決めてから半ばがむしゃらに突き進み、無事派遣先が決まったものの妙に頭がフワフワしたり自分が自分で無いような奇妙な感覚になる事が多くなった事に不安を感じていたので「自分を知る事」でそれらも解消できたら有難い…そう期待して向かった先は東京は大丸の3階。フロアの一角のサロンで実際に肉眼で見たボトルは光そのもので、写真では味わえない波動の高さにドキドキしました。「このガラスのビンの中身は生きてる…」そう感じて涙が出そうになりました。光と色そしてプラクティショナーの穏やかな語り口調に緊張が解かれ、半年間の思いの丈を饒舌にしかも一気に語る自分に自分でビックリしたのを覚えています。
今なら分かるのですが私は身内や主人にとても「依存」していました。特に主人に対しては魂の片割れのように感じていたのかも知れません。自分に足りないところを補ってくれる唯一無二の存在であり、またそうであって欲しいと思っていたのです。私たち人間は基本的に依存傾向にあります。長い間の魂のディセンション(分離)を経て、何か自分以外のものに自分を代弁してもらおうとする癖が上手に付きました。人でも物でも事象でも何か自分を表現してくれるものがあったり、何かのグループに納まっているととても安心するのです。「私は孤独だ!誰にも頼っていない!」と言い切る人でも結局はその「孤独な自分」という表現に依存しています。そして「自分の人生」を歩いている様で、無意識に誰か(特に肉親やパートナー)の価値観をトレースして物事の価値判断をしているのです。人はたった一人で生きている訳ではありません。たった一人では存在できません。たった一人では生まれてくることも叶わないのです。もし今周りに人がいなくて孤独を感じていたとしても人が作った物に囲まれている以上本当の意味で一人ではないのです。なので互いに影響し合うのはむしろ当たり前。影響しあってこそ生まれるものも無限にあります。ですが関係が深くなればなる程「親和」や「愛情」というものの後ろに「共依存」や「執着」というものが色濃く表出してきます。それは「理解」と「反発」を同時に表現しているようなものですがプラスとマイナス、表と裏、光と闇、善と悪、静と動…あらゆる両極が切り離せない以上仕方の無いことなのです。要はバランスの問題なのですね。バランスと言うよりは中庸と言った方が的を得ているかも知れません。中庸は論語の中に出てくる言葉ですが、辞書で調べると「中庸」の「中」とは、偏らないこと、しかし決して過不及の中間をとりさえすればよいという意味では無い。中間、平均値、足して2で割るというものでは無く、常にその時々の物事を判断する上でどちらにも偏らず、かつ平凡な感覚でも理解できるものである」とあります。2極の統合にも通じるものですが、両極がある事を知って初めて使える感覚ではないでしょうか。なのでその頃の私はその感覚に気付くことも無く「極の片側」を一生懸命生きていました。「夫婦は同じ価値観でなければいけない」「人は役に立たなければ存在の意味がない」「健康でお金があることが最大の幸せ」…そんな風にたくさんの固定観念で自分を縛り、責任を人に預け、自分を多角的に見る事が出来ませんでした。働く環境を変えてもその癖をなかなか手放すことが出来なかったので、収入が上がっても自分の為にお金を使う機会を逃しました。進みたいオーラソーマの道も結局はスピリチュアルな事を表現する恐怖が邪魔をして踏み込めませんでした。そして2009年9月に今世の0ポイント、強烈なディセンションを通過した事でようやく魂の癖を手放しはじめ今に至ります。ここまでとても時間が掛かりましたが否定はしません。そういう学び方を選んだ自分を受け入れることもまた大切なステップだと感じています。すべては自分に責任があり、気付いて受け入れた後は自分の意図をフル回転していかようにも変えていける…そう捉えられるようになりました。
「お前には無理」と二人が言った言葉は、本当は私が私に言った言葉です。ショックを受けるという事は魂に響いているという事。私の中に真実と向き合う事への恐れがあったからこそ、もっとも信頼する二人の言葉でそれに気付かされたのです。オーラソーマがただ単に色占いのようなものならきっと何も恐れず自分のものにしていたでしょうし事実二人は「趣味程度なら」と認めていたのです。でもそれだけでは満足できなかったのはこのカラーケアシステムが自分にとってスピリチュアルな事を人々と「分かち合う」という私自身の最も神聖な部分、すなわち人生の青写真=ブループリントに見事にフォーカスしていたからなのでしょう。目にみえない世界と目に見えるそしてからだで感じられる世界の融合は私にとって光そのものであり受け取って流したいものなのだと魂レベルで気付くために、そしてその表現をするためには恐れを手放す必要がある事を教えてくれたのです。
今、二人はスタジオを開くことに対して現実面で大きく助けてくれています。オーラソーマとの出会いから9年経って変わりました。これこそが自分の恐れの手放しと変容の証明であり、宇宙のギフトと愛の表現、天使やマスターのサポートの賜物だと強く感じています。これからも二人はそして私の周りの人々や様々な事象は、瞬間瞬間の自分の内面を映し出す鏡のように「私」をくっきりと浮かび上がらせながら光と影のように容易に認識させてくれることでしょう。人は決して一人ではありません。もともと一つの光が分光して七色の虹に見えるように、そして非可視光線も入れればそれこそ無限に分かれた色と光の波動がそれぞれを美しく表現しているのです。色と光の世界はこのオーラソーマの学びを通してますます強烈に私の内側を照らし、たくさんの気付きと手放しをもたらしてくれる事でしょう。そう確信しています。
そんな私が人生で一番最初に選んで手にしたボトルはB61サナトクマラ&レディヴィーナスクマラ。優しいペールピンクとペールイエローの色と光が私のオーラソーマのはじめの一歩です。ボトルのアファーメーションには「人生が私に与える障害やチャレンジを通して私は学び成長します。私は私に与えられた環境の中でギフトを見つけます」とあります。この記事を書きなから読み直すとまさに「選んだ色があなた自身」…感動再びです。そして数あるオーラソーマスクールの中から私が選んだのは偶然にも(もはや偶然は存在しないのですが^^)大丸にサロンを出店していたビタミンカラーズ!ヒーリングスクールのティーチャーである、さくらおかそのえ先生がここで講師をされているのもモチロン偶然ではないのでしょうね♪シンクロニシティを益々ひしひしと感じつつスタジオ正規オープンまでのこの期間、新たな扉を開け楽しく学んで来ようと思います(^^)
…あなたが選ぶ色は何色ですか?