母の日に寄せて想う ( 5/10)
今日は母の日ですね。日頃の感謝を捧げたり捧げられたり…愛が行き交う、反射する、素晴らしいイベントデーです(´∀`=) 去年花屋で働いていたこの時期は配達や花束の注文でてんてこ舞いでしたが、玄関先で嬉しそうにお花を受け取るお母様方の笑顔や花束を大事そうに抱えて行くお客様の後ろ姿に、ハートがあったかくなって疲れも吹き飛んだことを思い出します。お互いを大切に思う愛のエネルギーは関わるすべての人に波及効果をもたらしますね。色々なお花がある中、やはり赤いカーネーションが一番人気だったのが印象的でした。
…赤は第1チャクラと共鳴する色です。

サンスクリット語で「車輪」を意味するチャクラはその名の通り宇宙の生命エネルギー(プラーナ、氣)を回転させながら取り込み、肉体やエネルギー体を構成する各フィールドに反映させています。第1チャクラはヒトとしての進化のスタート地点。すべてのチャクラの基盤であるこのチャクラは脊柱の末端付近にあり、主に副腎や生殖器また血液・骨などの身体の器官と関連しています。同時に血族関係やお金・仕事などの物質的側面も構成しており、3次元を生きるためのエネルギーと情報を取り込む最も重要なチャクラであると言えます。そうです。この次元では私たちは肉体を持たなくては何も始まらないのです。私たちは生まれたくて生まれて来ます。その両親をその環境を自ら選んで生まれてくるのです。だから反抗期によくある「生んでくれなんて誰も頼んでない!」などというセリフは まさに「どの口が言ってますか!」ってコトになるわけです。この肉体の基盤を創造してくれた両親、さらに十月十日という長い時間をかけて子宮の中でいたわり育んでくれた「母の愛」には感謝してもし足りないかもしれませんね。
子どもがいない私は「母親」という役どころ・ポジションは経験していませんが「母性」というエネルギーを使うことはできます。これは男性も女性もそして年齢も関係なく「愛」の下に誰もが使えるフリーエネルギー、慈愛と思いやりのエネルギーです。子どもにはもちろん大人の愛と手が必要ですが、大人の内なる子ども=インナーチャイルドにも十分な保護と愛による癒しが必要です。満たされて初めて与えることが出来るのですから、足りてないと思うならば先ずは自分自身の母性をフル活動して自分自身を養い育てましょう。私にとってその象徴は…(続きを読む→ReadMoreへ)
何と言っても聖母マリア様です。イエス・キリストを生んだ純潔と慈悲深さの絶対的象徴でもありますが愛と英知で私たちを導いてくれるマスターでもあります。同時にすべてを受け入れて養父になったヨゼフにも私は母性を感じます。
2011年1月に生まれて初めて「透視リーディング」を受けた際にもたらされた情報がきっかけで、その4月から「ベビーセラピストカレッジ」という養成講座を受講しました。2009年のディセンションの不定愁訴から何とか浮上し、この経験の真実の意味を知りたくてネットでヒーラーさんを探したところ、東京赤羽にある「フォースビー研究所」の元永しずか先生に辿り着きます。先生のリーディングは本当に素晴らしく、長年の疑問や不安が消え深い癒しがもたらされました。リーディングの中で先生から「赤ちゃんをこう…さすったりなでたり、それをお母さんに教える仕事があるの?」と聞かれますが、保育士をしていたのは結婚前の事で子どものいない私には全く見当が付きません。先生もご存じなかった様ですが「あなたがそれを教えているビジョンが見えるから、必ず探してみて!インターネットで検索したり人にも聞いてみてね」と強く言われたのです。不思議に思いながらも先生のヒーリングにこころもからだもすっきりして、2~3mの高さのスキップをしながら(本当にそう感じる位の軽やかなエネルギー状態は今も忘れられません♪ )帰宅して早速検索してみると…果たして本当に「ベビーマッサージ」なるものが存在し世間ではもう普通に展開していました。知ってる人には当たり前の情報でも自分の世界と繋がっていないと全く入ってこないものだと深く納得したものです。ベビーに関係する資格やスクール、通信講座はかなりの数があり いったいどれにしたものか少々迷いましたが先の一つに決めました。ただ手技を習うだけでなくスピリチュアルな観点から学べる特徴があるそのコースはリフレのスキルはもちろん、自分自身のこと・自分と母親との関係・パートナーとの関係を見つめ直すことが出来るカリキュラムになっていて多彩な講師陣がとても魅力的だったのです。残念ながら私たちの代を最後にその講座はなくなってしまいましたが、そこで学んだことをこれからサロンで展開できると思うと本当に楽しみです(^ ^)
その講師陣の中に「誕生死」という観点から「生」を説いてくれる産科医の竹内正人先生がいらっしゃいました。その先生の「子宮的に生きよう」という言葉ががとても印象に残っています。「子宮は他者を拒絶しない特別な臓器。他の臓器は移植の際に拒絶反応を起こしたりするけれど、子宮は血の繋がりも人種も国籍も越えて誰の受精卵でも受け入れて育ててくれる。化学や医学がこれだけ進んでも人工子宮は未だ完成していない。子宮の不思議さと懐の深さから学んで、子宮のように自分も他人もありのままを認めて行こうよ」というお話でした。男性でもそんな風に「子宮的に生きる」という下りがヨゼフと重なります。子どもを産んでてても産んでなくても女性でも男性でも、自分自身のそして誰かの愛のみなもと…すなわち母になれるのです。
波動がどんどん上がって来ているこの時代、差別や拒絶を超えてホリスティック(全体性)に社会で活躍できる子どもを育むべく大人から働きかけていきたいですね。その為にも先ずはグランディングが大切です。第1チャクラを活性化して意識的に「地に足がついた状態」を保ちましょう。運動したりバランスの取れた食事を心掛け、恐れの感情を手放していくことで調整されます。焦りは恐れを増幅させてしまうので忙しい時ほど休養と休息を。もちろん赤い色を用いるのも効果的ですから、明日あたり自分の為に赤いカーネーションを側に置いてみてはどうでしょう。
何度傷ついても転んでも、自分で自分を見放さない・諦めない・信じる・守り抜く…誰しもそんな風に自分で自分を育てています。自分自身の「母性」にも感謝の意をあらわしてみませんか?