彼岸の中日に寄せて ( 9/23)
昨日の秋分の日は実家で過ごしました。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、どんなに残暑が厳しくても秋のお彼岸の頃になると急に気温が下がり始め、彼岸花(曼珠沙華)が咲き出して季節の変わり目をちゃんと教えてくれるから不思議ですね。やはり自然は偉大です。彼岸花を見ていると少しの物悲しさと共に朱赤の花色に励まされる自分がいて何とも不思議な感覚をおぼえます。桜と同様「日本人のこころの原風景」としてDNAに深く刻まれているからかも知れません…( ˘ω˘ ) 実家の前の私道にも母が植えたものが少し群生していて、雨に打たれながら羽根のように揺れる赤い花がリビングの窓越しに鮮やかに見えていました。父が亡くなって早26年…最近は実家のお墓参りやお盆にも殆んど顔を出していなかった私ですが、今年は久しぶりに家族全員揃っての「お中日」に参加することができて嬉しかったです(^^)
お彼岸と言えば春の「ぼたもち」と秋の「おはぎ」ですね!どちらもも同じものなのに季節が違うと何だか別のものに感じるから不思議です(*´з`) いつもは母の手作りですが今年は和洋菓子作りが趣味の姉が小豆(あんこ)ともち米を炊いてくれ、私もちょっとだけお手伝いしました。三人の合作です!と言っても私は姉がついたおもちを50グラムずつに測っただけなんですけどね~(笑) (続きを読む→ReadMoreへ)

おはぎを作った後は霊園で兄家族と合流し、みんな揃ってお墓参りをしました。この日は雨でしたがお参りの間だけ少し小降りだったので助かりました。こういう時は本当に采配を感じます。そして実家に戻ってみんなで食べた昼食は宅配の釜飯。とても良い味付けで大満足でした!温かいものが美味しい季節になったなぁ…と食べ物でもしみじじみ季節を感じたりもして…(^^♪ もちろんおはぎも美味しくいただきました。姉のあんこは母とはまた違う甘さで私たちを魅了しました。
それぞれに感想を言い合って食べる食事は本当に楽しく幸せですね。特に姪っ子たちとのお喋りや何気ないシーンでは近くに父や祖父母を感じたりもして「懐かしい」という想いと一緒に「ここまで繋いでくれた」という感謝の念が自然と湧いてきました。日々の忙しい暮らしの中でついつい忘れがちになってしまう「繋がり」への感謝…。お彼岸やお盆は自身の内側にある「感謝の念」に気付く良い機会なのだと改めて感じました。これからも形や習慣に囚われることなく、季節の移り変わりを感じる中で自然に喚起できれば良いな…と思います。
さて話はガラッと変わりますが…この1ヶ月、私は歌う機会に恵まれていました。大きなゴスペルイベントが2つ、そして今年の3月から参加しているヤマハ音楽振興会主催の「青春ポップス」というクラス用ビデオの撮影です。イベントまでの練習の大変さや当日の緊張はありますが歌うことはいつでも本当に楽しく、何より素晴らしい仲間に恵まれていることに毎回感動します。今回のゴスペルイベントは特に水星の後退時期や新月の前後と重なっていたので、歌うことが自身の魂の表現にとって「本当に大切なのだ」ということにハートの深いところで何度も気付かされた素晴らしい機会となりました。

上の写真は8月27日に君津市文化ホールで開催された毎年恒例のゴスペルチャリティライブの様子です。緊張の中「We are the world」のソロ部分を4小節ほど歌わせてもらいました。このライブイベントはもう14年も続いている地元木更津(もともとは木更津市民会館で開催されていました)のビッグイベント。先生や関係者の方々の熱意をいつも感じます。もっとたくさんの人に足を運んでもらいたい素晴らしい内容なので、来年も告知から頑張りたいと思います!観に来てくれたE子ちゃん&N子さん、本当にありがとうございました~(^^♪
そして下の写真は9月4日に取手市で開催された音楽イベントの様子です。

取手までは片道2時間かかりましたが参加して本当に良かったですo(^▽^)o 取手市のキッズが活躍するミュージカルと若手の素晴らしいヴォーカリスト2人とのコラボイベントだったのですが、どちらも本当に素晴らしく同じ時間を共有できて幸せでした。特にミュージカルは非常にスピリチュアルな世界観が私にとっては実にタイムリーな内容で感動しました。この地球と精霊の声に人間の子どもたちが「気付き」そして「地球のために、未来の自分たちのためにできることを考え」さらには「その行動を起こすことをコミットする」というものだったのです。主人公の子どもの名前は「ユウキ」と「チエ」…自身の深いところにある智恵・叡智とつながり勇気を持って行動を起こす…その姿こそ私たち人間の「真の姿」なのだと改めて感じることができた素晴らしいシナリオでした。情報を得て(気付き)考えて(感じて)形にする(行動する・創造する)…私たちはこの一連のエネルギーの流れを表現するシンプルな存在であり、そのエネルギーを流す器(うつわ)…まさに聖杯なのですね。
このミュージカルのシナリオ・楽曲・振り付け・演出などは全て、私たちのゴスペルを指導されている杉本智孝先生のオリジナルです。才能に溢れた方だといつも思いますが、この日はまたゴスペルのディレクターとは違う先生の側面を見せていただいて非常に感激しました。そして、この時コラボした若手のヴォーカリストの一人は先生のお嬢さんEmikoちゃんでした。同じように歌を愛し歌のエネルギーを信じている「父と娘」と一緒に立つステージは本当にエキサイティングでハートが共鳴するのを感じました。お二人の後ろ姿を見て歌いながら「これからも一緒に歌える機会がたくさんあれば良いな」とこころから思ったイベントでした(#^.^#)
実はそんなEmiko(鈴木瑛美子)ちゃんがいよいよテレビで歌います!明日24日(土)午後2時からテレビ朝日で放送する「モーツァルトへの道」という番組で、あの新妻聖子さんに挑戦する一般枠をかけてのオーディションの模様だそうです。結果次第では30日(金)午後7時からの関ジャニ∞の「Theモーツァルト 音楽王No・1決定戦」に出場するということで、私たちゴスペル仲間は今から色めき立っております!(^^)! これからの彼女の活躍が楽しみでなりません!ぜひ実力を発揮して日本中に、そして世界中に素晴らしい歌声を響かせて欲しいと思います♪ Emikoちゃんの動画は、小さい時の可愛らしい歌声からここ最近の素晴らしい表現までたくさんUPされています。ぜひ検索してみてくださいね。どれも本当に素晴らしいですよ〜♡ 特に横浜で開催されたゴスペル甲子園での歌声は圧巻です!
❄2016年ゴスペル甲子園ゲスト「I am changing」は☞コチラ
❄2015年ゴスペル甲子園優勝「Listen」は☞コチラ
ちなみに「ヤマハの青春ポップス」は東海地方で始まっているシニア向けのクラスです。CMも東海地方では流れているとか(^^;) 撮影風景や完成映像はこんな感じ、サイトは☞コチラです。

何かを表現するということは創造であり、それそのものが至福のエネルギーです。好きなことや好きなものへと流すエネルギーは私たち自身を通して溢れ流れていく愛のエネルギー。私たちが存在しているから、肉体があるからこそ、その愛の表現が可能なのですよね。当たり前のことだけど奇跡以外のなにものでもないから、この「私」まで肉体を繋いでくれた先祖に感謝して、そして自身の源(ソース)から溢れ来る光を創造のエネルギーへと変換して様々な表現活動を楽しんでいこうと思います。
季節は芸術の秋…「ここからは歌以外にも何か創作して表現してみようかな?」…なんて、お土産にもらってきたおはぎを頬張りながら物思いにふける初秋の夕べなのでした( ˘ω˘ )