ヒーリングスタジオ・アリーアンナ ☆☆☆ since2015

それをはっきりと読み取りたくて、雨戸を開け父の仏壇の支度を済ませると私は実家のリビングで瞑想を始めました。気付きの後のエネルギーワークは自身の深いところに作用するのが分かっているので場の浄化をしっかりとしてから行います。光の柱とカーテンで空間を区切り、ゴールドの球体に不要なエネルギーを取り込んでいきます。昨日までの楽しかったこと（執着）や他の人のエネルギーを自身のフィールドからセパレートしていきます。リビングには普段ここを使っている母と姉のエネルギーやもう他界して26年になる父のエネルギー、学生時代や結婚前の私の過去のエネルギー、それぞれの家族との思い出（良いことも悪いことも）、そしてここに出入りしている他人や外から連れ込んだエネルギーなどが混在していました。それを一つ一つゴールドの球体に放っていると、不意に感謝の気持ちが湧いて来たのです。この時間がたくさんの存在のサポートのもと、様々な機会の調整によってもたらされたものだと分かったからです。

ある意味「儀式」のための時間でした。自宅のヒーリングスペースでは無く、自分の実家で行われたことに采配を感じずにはいられません。それは「血の変成の儀式」でした。ちょっとギョッとする表記ですが、私はこの瞑想で自分に流れる血、すなわちDNAの縛りを手放したのです。今世とそして過去生に於いての「血族」を重視するパターンを手放したのです。ここには書ききれませんが、この10年近く瞑想を習慣にしていて自分の過去生をたくさんリーディングしました。権力と血の争いに家族を犠牲にしたこと、自身の両親に認めてもらいたい一心で画策した事が裏目に出て辛酸を舐めたことなど、なかなかに悲惨な場面をたくさん見ました。突きつけられた事実に胸が締め付けられ心身の状態を崩したこともあります。この瞑想中、それらがまるで走馬灯のように浮かんでは消えて行きました。感情に取り込まれない様に暫らくそれを距離を置いて眺めながらフィールドに光を流すことだけ意図しました。そしておもむろに第1チャクラをクリアリングし始めたのです。殆ど無意識にそれは始まりました。

第1チャクラの中にレース編みのような広がりが見えてきました。複雑に編まれた糸の繋がりは白い色をしています。赤では無く白なのに「これは血の繋がりだ」と直感で分かりました。私はクリアリングには手を使うので、その編まれた糸の広がりをつまんでは第1チャクラから取り除いていきます。取っても取っても新たに浮かび上がってくるそれを根気よく取り除いていると涙が溢れて来ました。悲しいのではなく「今やっとその時を迎えられた！」そう感じたからです。暫らく続けてようやく糸の広がりがなくなった第1チャクラには、まるでそれを待っていたかの様にスーッ、スーッと煌く光の細い線が流動し始めました。夜空を横切る流れ星のように煌いては流れ、流れては煌きます。経路や形は無く、自由にそこを流れています。不意に「光の血族」という言葉が頭に浮かびました。自分の血肉を分けた血族ではなく、魂の使命や目的で繋がっている縛りの無い新しい関わりにシフトアップしたのだと確信したその瞬間、声が聞こえて来ました。「あなたの使命のひとつに『ここで一旦終わらせて再誕生の種を蒔く』というものがあります」…凛としたその声は頭に直接響いて来ます。「血を繋がない、という目的は受け入れるのにとても辛かったことでしょう。それでもあなたは見事にそれをやり遂げました。今あなたは未来に『血の繋がりではない、新たな繋がりを迎え入れる』という種を蒔いたのです」…涙があふれて止まりません。そして次の瞬間ビジョンがもたらされました。地球を手のひらで包みこんでいる天使のような存在が宇宙空間に立っています。それが私なのか果たして神（主教上のものではなく、大いなるもの）なのかは分かりませんが、光の存在としての新たな次元の子どもたちを迎え入れるために地球をサポートしている状態であることは分かりました。同時に、アースエンジェルズとしてその働きに意識的に参加していく「自分の意志」をビジョン化したものだとも感じ取ることが出来ました。さらにはこのメッセージが、大天使ガブリエルからもたらされたということにも気が付いたのです。

大天使ガブリエルはまさにメッセンジャーとして「受胎告知」でも有名ですが、人類の誕生と成長そして遺伝の力と肉体の衝動を統治する女性性と深い関わりを持つ存在でもあります。人々が新しい地球の共同創造主として成長していけるよう、愛と喜びのエネルギーで手助けしてくれているのです。君津に戻ってから大天使カードを見てみるとそこには「あなたが持っているパワーを愛を持って抱きとめ、人々にとっての最高の目的のために使いましょう」「子どもたちやインナーチャイルドを保護し養育しましょう」とありました。この瞑想で受け取った「新たな存在を迎える＝新しい時代の子どもたちをサポートする」という下りと重なります。結婚前に保育士をしていたこと、子どもが大好きなのに自分の子どもを授からなかったこと、ベビーセラピストやヒーリング、オーラソーマの学びを通してインナーチャイルドの癒しの必要性に気付いていることなどの全てが繋がります。それは美しく構築された、人生の取り組みと気付きそして導きの三位一体なのでしょう。他のチャクラも調整してこの瞑想は終わりましたが、もう内容は殆ど覚えていません。とにかく今、一つが終わってまた新たな一つが始まるのだという確信だけが清々しい胸の内に輝いていました。頭重感やクラクラ感も同時に解消されたのが本当に印象的でした。そしてこの瞑想のあと、使うボトルはB68ガブリエルからB22目覚めへとリレーされていったのです。


私たちは何時でもこんな風に、常に気付きと手放しの流れの中にいます。何が自分の喜びなのか、大いなるものから示されるリクエストに何をもって応えるのか…答えは幾つもあるでしょう。でも人は一つ光明を得ると自信を持って歩き始めます。自分に意識的になることで必ずそれは内側から輝き出し自らの道を照らします。何時でもハートを開いて人生に臨みましょう！どんなに暗く苦しく思える道でも、光は差しています。先が見えなければ足元の花を見つめましょう。追い風が吹いて足早に道を進む時には、天使たちが優しく手を引いていることを思い出しましょう。そして道が途絶えて崖っぷちから一歩踏み出すような決心の時を迎えたときには、私たちの背中にこそ翼があることを信頼しましょう！今、この時代の地球にあって後退をしている暇はないのです。私たちには光の血が流れています。宇宙的な視点でマクロの繋がりにシフトアップして行くことを楽しみましょう！

最後にアファーメーションでこの記事を締めくくりたいと思います(^-^)

「新しい時代のエネルギーをこの地球に呼び込むために、今私はここにいます。愛と智恵を持ってそれに取り組み光を分かち合います。カルマや遺伝子の糸を断ち切り新しい人間として目覚めます」

「誰なのかもっとはっきり伝えて欲しい」とお願いしているとビジョンが見えて来ました。オーラソーマのプロダクツ（特にイクイリブリアムボトルのチャイルドセット)を使ってセッションやワークをしている私が見えます。「これから生まれてくる子どもたちの為に、大人のインナーチャイルドを癒します」…私が私に宣言しています。そしてそのビジョンの中でアリーアンナは場所を変えました。今の自宅の一画から木立の中の一軒家になっています。たくさんの精霊とともに色んな人が自分の愛の表現を持ち寄るコミュニティのような場所です。そして時には私一人でその建物の床にごろごろしてくつろいだり、時には他の人のワークショップのお手伝いをしたりしています。自分のスタジオでありながらスペースの提供もしているようですが、どこにも無理が無く何一つ破綻していないと感じました。見ているだけで至福感につつまれるビジョンです。そしてこれが「自分のギフト」の一面だと分かりました。説明するのは難しいのですが、ただ「分かった」のです。そして同時に、これは一つの可能性でしかないという事も分かりました。要するにこの未来の「創造」は私次第なのだということです。ハートの深いところでそれが分かりました。これが「ガット・フィーリング」というものなのでしょうか…。今までのインスピレーションとはちょっと違う感覚なので違和感がありますが気にしない事にしました。取り敢えず「PPSで発表する内容を『ベビーセラピストで学んだベビーリフレやインナーチャイルドワークにすると良いよ』ってことですか？」そう聞いてみたところ、どうやらそういうことでは無いようです。要するにただ「今自分が持っているもの、大切にしているもの、奪われたくないと思って握りしめているもの…例えば経験とか得た知識とか思い描いている夢とか自分のアイデアとかパワーとか…をハート（手のひら）を開いて惜しむことなく提供し、そして同時にギフトを余すところなく受け取っていくと、その先にはこんな展開が一つの可能性として存在している」ということなのだそうです。頭での理解ではなく肚（はら）で受け取ったビジョンとメッセージだったのでもうそれ以上突き詰めようとも思わず、時間になったのでお風呂から上がり淡々と支度を整えて御茶ノ水に向かいました。

美しい冬晴れの空の下、本当に何のストレスも無くアトリエ☆ルシェーレに到着しました。大天使ラファエルのサポートを感じます。PPSの受講メンバーは5人。初めてお会いする方が殆どでしたが、すぐに調和がもたらされました。色々とお話を伺ってみると共通の友達がいたりして嬉しい驚きです！皆さんそれぞれに深い学びと知識・経験をお持ちの素晴らしいメンバーで、意識と波動の高いグループだと感じました。「ハートを開けば全質変化（アルケミー）が起こる」というのも納得ですo(^▽^)o　自己紹介やディスカッション、ランチタイム、そしてコンサルテーションの練習などの間、私はずっと「手のひら（ハート）を開く」ことを意識して臨みました。緊張と緩和が交互に訪れる不思議な時間でした。頭重感とクラクラする感じはずっと続いていたのですが、ナーバスになることなく最後まで笑顔で参加できて良かったです。そしてこの朝の体験を皆さんとシェアする機会もあり、伝えた後はどこか肩の荷が下りたようにホッとしたのが印象的でした。コンサルテーション練習の時間にはヒーラーコースでご一緒だった鋭子さんがお手伝いに来て下さって年明け早々お会いすることもでき、歓びの多い一日となりました(^^♪　

この日デイリーセレクションで選び、コンサルテーションしてもらって持ち帰ったボトルはB22再生者のボトル/目覚め…です。一本目に選んだボトルと迷っていたところ「持ってみて軽く感じるのはどっちですか？」とペアを組んだA美さんに質問されました。そんなアドバイス法があったことをすっかり失念していた私は、持ち比べてみてビックリ！本当に感じる重さが違うのです！そして一本目より軽く感じたこのボトルに決めました。イエローとピンクの組み合わせは生まれて初めてコンサルテーションを受けたときに持ち帰ったボトルとリンクしています。あれから8年。色々ありましたが、こうして自分の好きな事に集中出来ていることに奇跡（ギフト）を感じます。同時にこの奇跡までの道のりを創造したのが自分自身だと思うと誇らしくもあるのです…。今ちょうどB68ガブリエルを使い終わるところで、そのボトルのアファーメーションは「私は新たな始まりを迎えることができるように、終えるべきことを終えることができます」とあります。そして次に使うボトルが「再誕生」とくればストーリーを感じずにはいられませんね(^^)v　ちなみに一緒に写っている石はアクアマリン。去年の11月からずっと出会いを求めていたクリスタルにようやく出会えました！アクアマリンは旅の守り石として有名で、素直な表現力を活性化し伝達能力をカバーしてくれるとてもパワフルなクリスタルです。洞察力を誤解無く発揮できるように助け、個性と精神性の高さをアピールすることをサポートしてくれるアクアマリンとPPSで出会う…。ここにもストーリー、そして共時性（シンクロニシティ）を感じずにはいられない私です(*´з`)　



この日帰宅するとオーラソーマのプラクティショナー登録証明が自宅に届いており、またボトルのフルセットがイギリスのオーラソーマ社から発注先に届いたことを知らせるメールも入っていました。思っていたよりも早い到着に、ここにも「スピードアップ感」と「天使たちの采配」を感じます。そしてこの記事を書いているうちに、朝メッセージを送ってくれたのは大天使ミカエルと大天使ウリエルだったという事が分かりました。大天使ウリエルは「神の光り」「神の炎」という意味の名を持つ「審美」と「創造的表現」を司る天使で、絵画ではよく手のひらに炎や光を携えています。エンジェルリンクTMでウリエルから受け取るのは「ハート型の小箱」ですし、メッセージの中の「手のひら」や「ハート」のキーワードとしっかり重なります。エンジェルリンクTMで繋がっているのにどうしてウリエルだとピンと来なかったのか不思議だったのですが、この部分を書くにあたり大天使カードの中のウリエルのメッセージを読み返して納得ました。ウリエルのカードは「自分の受取ったインスピレーションや内なる気持ち、湧き出るアイデアを信頼して出遅れない様に行動しましょう」というものばかりなのです。年明けから何か急にスピードアップしているのを感じていましたが、臆してしまう悪い癖が出ていました。メッセージでは敢えてはっきり示さずに「薄い膜の向こうにいて姿も見せないようにしながら、こうしてエンジェルカードを引いてみるなどのアクション（行動）を起こすことで自ら気付き深く納得できるようにする」というチョット変化球的な方法でアプローチしてくれたのでした(^^)　奥ゆかしいユーモアのある大天使ウリエル…この出来事があって、今とても身近に感じています。ウリエルの色はイエローで、この日私が選んだ4本のボトルのうち2本にイエローが美しく輝いていたのも偶然ではないかも知れません。

奇しくも前回の記事から大天使が三人続いていますが、なんと次回の記事では大天使ガブリエルが出てきます！そして頭重感とクラクラ感を含めた本当の手放しはその時のセルフヒーリングで明らかになったのでした！…自分で書いていながらちょっとビックリする内容になると思いますが、どうぞよろしくお付き合いください(;^ω^)　

PPSはあと2回。人前での発表となるとついつい「エエ格好しい」な一面が顔を出す私ですが、せっかくの素晴らしい機会ですからリラックスして子どもの様な好奇心を携えてハートから楽しみたいと思います！目に見えるものも見えないものも同じようにここにある…。知識やパワーを独り占めしていた大古を手放して、今軽やかに「分かち合い」の流れに乗りたいと思います(^^♪

親戚の葬儀で大阪に赴いていた母と姉から「西日本の大雪の影響で帰路の新幹線ダイヤが乱れている」と連絡が入りました。ラファエルとアリエルのことを伝えると直ぐに姉から「しっかりお願いしました！」と返事があり、その後「安心感に包まれ大船に乗った気持ちで帰路に就くことができた」と報告がありました。新幹線は途中からどんどんダイヤの遅れを取り戻し、最後はほぼ定刻通りスムーズに運行したそうです。「ちゃんと守ってもらってるから大丈夫」という安心感に意識を合わせることで「新幹線が止まって家に帰れなかったらどうしよう」という「不安」を手放せた母と姉は、天使のサポートを最大限に受け取ることができたのでした(^^♪


不安は太陽神経叢と同じ領域にある第3チャクラと関係しています。そして太陽神経叢は手のひらの真ん中あたりにある「ソーラープレクサス」という反射区（手のひらで水をすくうようにお椀型にした時、一番深く凹んでいる所）と繋がっています。緊張したり不安感に包まれると手汗をかいたり手が冷たくなったりしますよね？不安を感じて自律神経のバランスが崩れ、その情報が太陽神経叢を経由して手のひらの反射区に伝わるからです。そうした症状が出るとさらに不安を感じてしまうことが多いですが、からだが「バランスを欠いているよ。リラックスして～」と伝えてくれるからこそ私たちは「自分が緊張したりナーバスになっている状態だ」ということを知るのです。知覚して初めて対処ができるわけですから、この神経の素晴らしい伝達網を信頼して瞬間瞬間バランスを取り直していきたいですね。「目は口ほどにものを言う」と言いますが、手も同じくらい自分こころの状態をよく表します。ハートの延長でもあり、感情やハートで感じたエネルギーを瞬時に表わす素晴らしい伝達＆表現のツールです。自分の目は鏡を見ないと確認出来ませんが手はいつでもどこでも確認できますね(^^)ぜひ意識して触ってみて下さい。温かさや冷たさ、柔らかさや硬さ、しっとりしているかガサガサしているかなど、触って感じられることはただ肌の状態を示しているのではありません。ハートはいつでも瞬間瞬間、私たち自身に語りかけています。悩みがある時や答えが欲しい時は大抵頭で考ますが、思考はすぐ煮詰まったり同じところをグルグル回ったりしますね。それはハートが本当に望んでいることと違うことを考えているからです。煮詰まってフリーズしてしまう前に、どうぞ手から感じとってみてください。「自分は本当はどうしたいのか」が少しずつ分かってくると思います。また手はからだの調子や健康状態も顕著に表します。爪や甘皮の状態、手のひらを押して痛いところはないか、むくみや関節のこわばり等など…毎日のチェックで気付くことができるでしょう。この時期はハンドクリームを塗ることも多いですから「今日の体調やハートの調子はどうですか？」と自分に問いかけながらハンドケアしてみてはいかがでしょうか。そして緊張したり不安に襲われたときは深呼吸しながら手のひらにあるソーラープレクサスの反射区をゆっくりじんわりと押してみてください。手首の内側にある内関というツボ（手のひらの下の太いしわから指三本分ほど肘側に下がったところ）も吐く息とともに親指でゆっくり押し込むと平常心を取り戻す効果が期待できます。また自律神経を整える毎日のセルフケアに欠かせないのはやはり「からだを温める」ことですね(*^^*)　ゆったりお風呂も良いですが、手湯や足湯、ホットタオルやアンカで「不安」や「フラストレーション」と関係の深い胃や肝臓をピンポイントに温めるのもオススメです。

寒さや緊張、天候不順でナーバスになりがちな季節ですが、様々な不安は天使に引き取ってもらいましょう！そしてセルフケアを意図的に取り入れて元気に春を迎えようではありませんか！緊張や不安を上手に開放して自分の持っているパワーを受験や仕事で最大限に発揮できますように…。私もPPS最終日のプレゼンテーション、発表の緊張や不安を手放して楽しく頑張りますv(^^)v

「バランスを取る」…ということです。

これには大きく分けて2つの側面があります。先ず一つ目は…ご想像の通り「用いる分量のバランス」です。いくら今年「赤」が縁起が良いからといって下着から洋服から持ち物から、何から何まで多用してしまうとエネルギーのバランスは崩れます。赤は非常に自己主張の強い色でもあるので、もし全身真っ赤っかな状態の人と長時間一緒に過ごしたら相当疲れることでしょうf^_^;) それは自分自身に対しても同じです。鎮静や休みが必要な時にも「生きろ～！」「行け～！」と攻め立てていることになるので注意しましょう。オーラソーマのボトルもレッドが入っているものは「おへそから上、そして夜は使わない」が基本になっています。（その分早朝や午前中に下半身そして足の裏に使うと素晴らしくグラウンディングしてとても効果的です）

またレッドには「はねのける・反発する質」があります。何かを嫌えば、その状況によっては「閉じて」しまう色でもあるのです。日本の神社の鳥居は朱色が多いですが、これは魔除けであり神域と人間の生活の場を隔てる結界です。ベクトルが違う双方のエネルギーが混流しないよう意図して配置されています。また世界に目を向けるとパトカーは国によって色んな色がありますが消防車はほぼ共通で赤を用いています。これは赤が「命に関わるエマージェンシー（緊急事態）」を連想させ周囲に注意喚起すると共に、エネルギー的には「火に対する恐怖」や「生命の危険の恐怖」をはねのけていると言えます。このようにレッドの「反発する質」はエネルギー的に自分を守ることにおいて非常に有効ですが、自身の内側で過多（取り込み過ぎ）になると少々厄介になります。エネルギッシュになり過ぎてしまうのです。怒りっぽくなったり自分や周りの人に否定的になったりして人間関係がギクシャクしたり、苦手な人の嫌なところがさらに鼻についてイライラするなど感情面のコントロールが利きにくくなります。また物質面や金銭面のトラブル、仕事や行動の空回りなどで現実面が滞ったり、逆に他の人がついていけない位エネルギッシュに動き回り自他ともに安らげなくなったりします。その様な状況に対して「嫌だ！」「欲しくない！」とさらに反発すれば増々無駄なエネルギーを使う事になり、自分の本当の望みや目的にパワーを使えなくなってしまいます。せっかく取り入れた「申赤」がエネルギー漏れを起こしてしまっては元も子もありませんね。これが二つ目の側面…すなわち自分自身の内側にある「はねのける質のバランスをいかに取るか」ということです。

それには「超然とした態度の実践」が効果を発揮します。それは「意識してものごとを超然と見て、客観的に捉えてから決断や表現という行動に移す」ということです。自分の感情や目の前で展開されているドラマにどっぷりハマらない工夫も必要になるでしょう。全ての事象は自分の内面の反映です。物事には良いも悪いもなく「ただそれを見て反応する自分がいるだけなのだ」という事に気付き、先ずは「ありのまま」を受入れていきましょう。レッドのギフトの本質はここにあります。

超然とした態度を構築するには自身の内面が癒される必要があります。限りなく平和な状態に自分を置き、自分にはすべての側面から愛され大切にされる価値があることを信頼しましょう。それはブルーのエネルギーに代表されます。パノラマ的な気づきとスペース（境界線）に代表されるグリーンのエネルギーもレッドと合わさることで深い癒しとバランスをもたらしますが、ブルーとレッドが合わさると天と地の２極の統合と変容のエネルギーであるバイオレットが生まれます。バイオレットは第７チャクラ（クラウンチャクラ）と共鳴し自身の神性さを目覚めさせる色です。自分自身の神聖なエネルギーで癒される程に、困難に感じていた感情や状況の手放しが容易になっていくことでしょう。またレッドに光が入ったインテンス（強烈化）バージョンはピンクです。ピンクとブルーの組み合わせはペールバイオレットになり、自己否定を変容するペールバイオレットのエネルギーはインナーチャイルドを癒します。「内なる子ども」が癒されればもっと楽に愛と平和そして豊かさを創造できるようになるでしょう。子どものような純粋さと素直さ、そして楽天的で誰からも愛されているという安心感は「はねのける質」に優しさと思いやりをもたらします。レッドやピンクは人間とシンクロしやすい非常にパワフルな色です。レッドを用いる際は行動の妨げとなる「はねのける質」すなわち「恐れ」の感情や古い固定観念、思い込みのパターンを潔く手放しましょう。


12年に一度の「申赤」です！レッドの純粋な「愛」のエネルギーをバランス良く活用して現実面を大いに活性化していきましょう！目覚めて、そして行動あるのみですo(^▽^)o


☆チャクラの活性については過去記事「7つの主要チャクラ」をご参照ください(^^♪